「小雨日記」
猫の本だとついつい読んでしまうのだけど、
その人が猫を飼ってるかどうかで高感度を決めてしまう自分がどうしようもない。
実際、猫嫌いの人とはうまくやっていけそうにない。
「キョンキョンっていつまでアイドルやってるんだろう」くらいな
印象しかなかったが、
この本、ものすごく良かった!
小泉今日子という人の見方が変わる。
そもそもは、
「すいか」→木皿泉→「昨夜のカレー、明日のパン」→高山なおみ→「ホノカァボーイ」の流れで、図書館から借りてきたのだったが、
奇遇にも最初と最後はキョンキョンでつながる。
この流れをたどる人、多いかも。
「ホノカァボーイ」(映画)のエンディングで、キョンキョンの「虹が消えるまで」が流れ始めたとたん不覚にも泣いてしまった。
ご本人は「あまりうまくない歌」というふうに綴ってたけど、
この人はやっぱり歌の人だと思う。
そっか、小雨ちゃん、もう亡くなったんだね。
もっと読みたかったなぁ。