ねこまつ

おもに猫たちとのくらしの日記です。

最後に行き着くところが同じ

買い物を終えて自転車で帰る道、

昔一緒に働いていた人とすれ違った。

お互いになんとなく気づいていたけど、会釈ひとつするでもなかった。

なぜか時々、テリトリー外にもかかわらず会うのだ。

彼女は人を引き付ける性格だけど、自分勝手なところがある人だった。

例えば、待ち合わせをすっぽかしたにもかかわらず

相手がずーっと待ち続けていたことに対して

「普通、そんなに待たされたら帰らない?気味が悪い!」というふうに。

一時は仕事帰りによく遊んだりもしたが、

今さら何か話したいこともない。

なのになぜまだご縁があるの?

ある時、その理由らしきものがわかった。

うちのお墓と同じ区画で、5メートルと離れていいないところに

彼女のおうちのお墓があったのだ!

お互いもう嫁には行かないのだから、たぶんそこに入るはず。

永遠のご近所さんになるってことだ。

挨拶やお互いの話はむこうに行ってからでいいやと、会うたびに思うのだった。

f:id:nyamiraburi2:20150618094706j:plain