ぶり松の命日
ぶり松が亡くなって、今日で丸一年。
2週間くらい高熱が続き、最後の3日間は全身が麻痺して、苦しんで苦しんで
死んでしまった。
その時、走り書きしたメモを見ると
「ぶりちゃんが死にざまを見せてくれた」なんて書いてあった。
たった3歳だったけど、本当にたいした猫だった。
亡骸を箱に入れて、大好きだったどら焼やバームクーヘンや猫草の種やら
おもちゃやらを詰め込みながら
「お金も持たせてあげられたらいいのにねぇ」などと話かけたら、
ふっと頭の中に
「僕たちのお金は、人間から言ってもらった『ありがとう』だよ」
というメッセージが飛び込んできてハッとした。
そうかぁとうなずきながら、
今さらながらだけど何度も「ありがとう」をたくさん言ったなぁ。
私のイメージの中では、緑がいっぱいの庭でまったりお昼寝しているぶり松。
大変だったね、のんびり安らかに暮らしててね。
今でも大好きだよ、ありがとう!